”携帯代、払う側からもらう側へ!”
携帯代の価格競争が激化している昨今。格安SIMを扱ったネットワーク企業もいくつかあります。その中の1つにスターサービスという会社があります。
「みんな持ってる携帯電話でビジネスができるの!?」と期待感もありますが、
格安SIMのネットワークビジネス(MLM)がどんなものなのか興味があり、スターサービスに参入したところ、自分の予想とは大違いでした。
体験して格安SIMネットワークの実態がわかり、その難しさも痛感しました。
この記事では
「スターモバイルを展開しているスターサービスは一体どんな会社なのか?」
「格安SIMのネットワークビジネス(MLM)、スターサービスで稼ぐことは実際
可能なのか?」ということに焦点を当て、その実態について徹底追及します!
- 友達にスターサービスを勧められ、始めようか悩んでいる
- スターサービスを始めようと思ってる
- スターサービスを始めてみたが不安がある
- スターサービスで活動しているが、全くうまく行かない
- スターサービスについて「やばい」「怪しい」などの疑念がある
- ネットワークビジネス(MLM)で成功したい
スターサービス株式会社とは?会社設立までの道のり
会社概要
会社名 | スターサービス 株式会社 |
設立 | 2020年2月 |
資本金 | 3000万円 |
代表者 | 金谷 亮 |
所在地 | 〒810-0044 福岡市中央区六本松4丁目3番2号 |
電話番号 | 050-3205-0880(平日10時~17時) |
電気通信事業 届出番号 | H-02-01615 |
メールアドレス | info@starservice.jp |
電話番号も表示されてますが、基本はメールでのやり取りになっているようですね。
問い合わせの回答には少し時間が必要のようです。
参考までに大手の資本金を見てみると・・・
・NTTドコモ(docomo):9496憶7900万円
・ソフトバンク(Softbank):2043億900万円
・KDDI(au):1418憶5200万円
やはり大手との資本力の差は歴然としてますね。
スターサービスの前身はクジラモバイル(クジラサービス)
一般財団法人である日本IOT協会が事業の1つとしてドコモ、ソフトバンクの大手と契約して格安SIMサービスを提供し始めました。このサービスをクジラモバイル(クジラサービス)といい、これがスターサービスの原点になります。
会社名 | 一般財団法人 日本IOT協会(JIOT ジオット) |
所在地 | 〒751-0806 山口県下関市一の宮町2-6-7 |
代表理事 | 佐藤玲央奈 |
提供サービス | クジラサービス |
電気通信事業届出番号 | F-30-00937 |
このクジラモバイル(クジラサービス)は事業からわずか1年未満で会社の月商が1億を超えました。それに伴い、海外展開や新サービスの追加などの事業拡大を考慮して株式会社にする必要があったと思われます。
そこで、MLM の経験豊富でトップタイトル保持者の金谷氏がスターサービス株式会社を立ち上げ代表取締役に就任。クジラサービスの事業をクジラモバイルからスターサービスへスタッフごと円満譲渡という運びとなったようです。
こ ここで気になるのが金谷氏が過去にMLMを何社か経験されており、既にトップの立場に
あるということです。みなさんのように最初からスタートというわけではないようです。
金谷氏はもともとMLMのトップだったのね。これはどういうことを意味するのかしら?
社名変更した理由については
①事業譲渡した(株式会社にした)
②海外進出のため。いずれは世界に向けてサービスを展開させたい
とネット上では言われているようです。
スターサービスでかかる初期費用、サービス内容
スターサービスでビジネスを始める際の初期費用
スターサービスで代理店としてネットワークビジネスを始める場合、初期費用はどの程度かかってくるのでしょう?
スターターキット | ¥7,500 |
ロイヤリティ(報酬取得のための権利費用) | ¥7,500 |
初期事務手数料 | ¥3,000 |
SIM発行手数料 | ¥1,000 |
次月利用料 | ¥4,860 |
消費税 | ¥2,386 |
合計 | ¥26,246 |
えーっ、代理店になるのに2万以上もかかるの?!決して「安い」と言える金額ではなさそうね。
次に提供されるサービスを見てみましょう。
スターサービスでは2022年6月~7月にかけて新プランでの運営スタートのようです。
スターモバイルD1(D1コース)
月額:¥4,860(税込¥5,346)
月間:120GB ドコモ回線
1日4GB制限=月間120GB相当
SIMのみ、端末なし、MNP可能
デザリング可能(IOS、Android対応)
その他料金
初期登録手数料 | ¥3,000(税込¥3,300) |
SIMカード発行手数料 | ¥1,000(税込¥1,100) |
通話料 | 30秒22円 |
10分かけ放題(オプション) | ¥850/月(税込¥935/月) |
24時間かけ放題(オプション) | ¥1,700/月(税込¥1,870/月) |
契約解約料 | ¥12,000(税込¥13,200) 2022年6月30日までに契約、 契約開始日より36か月以内の場合 |
¥4,800(税込¥5,280) 2022年7月1日以降に契約、 契約開始日より36か月以内の場合 |
スターモバイルD2(D2コース)
月額:¥4,860(税込¥5,346)
月間:45GB ドコモ回線
1日1.5GB制限=月間45GB相当
24時間かけ放題付き
SIMのみ、端末なし、MNP可能
デザリング可能(IOS、Android対応)
その他料金
初期登録手数料 | ¥3,000(税込¥3,300) |
SIMカード発行手数料 | ¥1,000(税込¥1,100) |
契約解約料 | ¥12,000(税込¥13,200) 2022年6月30日までに契約、 契約開始日より36か月以内の場合 |
¥4,800(税込¥5,280) 2022年7月1日以降に契約、 契約開始日より36か月以内の場合 |
スターモバイルU(Uコース)
月額:¥4,860(税込¥5,346)
月間:30GB KDDI回線
SIMのみ、端末なし、
デザリング不可
その他料金
初期登録手数料 | ¥3,000(税込¥3,300) |
SIMカード発行手数料 | ¥1,000(税込¥1,100) |
契約解約料 | ¥12,000(税込¥13,200) 2022年6月30日までに契約、 契約開始日より36か月以内の場合 |
¥4,800(税込¥5,280) 2022年7月1日以降に契約、 契約開始日より36か月以内の場合 |
スターWiFi(Wコース)7月新プラン
月額:¥4,860(税込¥5,346)
月間:50GB ソフトバンク
高速プラチナバンド回線
月間50GB以上で速度制限
Wi-Fi端末用、音声通話不可、
iOSでのテザリングは利用不可
端末は富士ソフト株式会社製「FS030W」
ポケットWi-Fi端末セット割利用で端末代自己負担なし
¥500×30回分割
¥500×30回分割引→実質端末代負担なし
※既存のWコース(1日3GB)から新プランへの変更は不可
初期登録手数料 | ¥3,000(税込¥3,300) |
SIMカード発行手数料 | ¥1,000(税込¥1,100) |
契約解約料 | ¥12,000(税込¥13,200) 2022年6月30日までに契約、 契約開始日より36か月以内の場合 |
¥4,800(税込¥5,280) 2022年7月1日以降に契約、 契約開始日より36か月以内の場合 | |
端末代の残債の一括払い ポケットWi-Fi端末セット 30カ月以内の解約の場合 |
大手3社は2022年3月までに解約金(違約金)全廃。また総務省は2024年1月以降、現行の電気通信事業法に合致しない定期契約を認めないことを表明している。
KDDIの回線が新しく増えてる!年々進歩してるってことかしら??
しかしながら、大手が解約金を廃止したのに、未だに解約金が発生するのは気になりますね。
2024年4月より新プラン稼働
スターサービスでは2024年4月より「DXコース」、「DLコース」、「DMコース」、「DSコース」の
プランを新たに追加します。将来的にeSIMや5Gへの対応を見据えたプランとなっているようです。
「DXコース」、「DLコース」において、既存のD1・D2コースの契約者様は無料で移行可能となります。
また、「DMコース」、「DSコース」は代理店の資格は取得できないので注意が必要です。
各コースの比較は下記の通りです。(画像はスターサービスHPより引用)
スターサービスのプランとしては初の低価格プランも誕生し、より手軽に乗り換えのできる体制を整えているようです。
スターサービスと他社(MLM)との価格比較
ここで他社の価格はどうなっているのか、比較してみましょう。
ペンギンモバイル(日本自由化事業協会)
スターサービスと同じように格安SIMのネットワークビジネスを展開している企業に
ペンギンモバイルがあります。代理店登録をする場合の初期費用は下記のようになっています。
スターターキット | ¥32,000 |
システム初期費用 | ¥2,000 |
初回事務手数料 | ¥3,000 |
SIMカード発行手数料 | ¥394 |
月次利用料 | ¥4,860 |
消費税 | ¥4,225 |
合計 | ¥46,479 |
ひぇーっ、4、4万以上もかかるの?!ペンギンモバイルでビジネスを始めるにしても、かなりの費用がかかるのね。
合わせてペンギンモバイルでの料金プランも見てみましょう。
容量がいくつか選べるわね。あまり使わない人にとっては選べた方が便利かも・・。
大手の格安SIM料金はどうなってるの?
docomo、ソフトバンク、au、楽天モバイル
大手企業が打ち出す格安プランは下記のようになってるようです。
大手も破格の値段で、さまざまなプランを展開していることがわかります。
ただ携帯代を安くしたいなら大手にも安いプランはたくさんあるのね。
スターサービスもペンギンモバイルもビジネスを始めるには高い初期費用が必要なのが
気がかりなところよね。
スターサービスの報酬プランはどうなってる?携帯代ただへの道のり
スリーマトリックス(基本はバイナリー)
「普通のバイナリーとは違うから凄い!」と思う方もいるようですが、
基本はバイナリーという報酬プランと同じ仕組みになっています。
では、バイナリーというのは一体どういうものなのでしょう?下記を参照してみましょう。
スターサービスではスリーマトリックス(3系列)になりますので、報酬をもらえる最低条件として3名の直接紹介者が必要のようです。
バイナリーの2系列でさえ、うまくいっていない人が多いようです。
それが3系列となったらどうなるのかしら??
スターサービスの8つのコミッション
スターサービスでは15のタイトルに応じて8つのコミッションが設けられています。
(以下、画像一部スターサービスパンフレットより)
サポートコミッション(ストック型)
当月アクティブであることが取得条件で、ユニレベル組織図で判定します。
正規代理店、ユーザー会員問わず直接紹介すると、各コースの月額¥4,860から決められた率の報酬を、紹介した会員がサービスを継続する限り毎月支払われる報酬です。
計算対象は各コースの月額費用となっています。
リクルートコミッション(ショット型)
こちらも、当月アクティブであることが取得条件で、ユニレベル組織図で判定します。
正規代理店を直接紹介するとMEMBER1~MEMBER3までは¥3,000、
LEADER1~LEADER3までは¥5,000の報酬が発生します。(1回のみのショット型)
計算対象はスターターキットとなっています。
デイリーコミッション(ストック型)
当月アクティブであること、当月のタイトルがMEMBER2以上であることが取得条件です。
スターサービスのメインコストックンになります。正規代理店登録ががどれだけあるかにより
タイトルが決定します。ユーザー会員は人数に含まれません。
リーダーシップコミッション(ストック型)
当月アクティブであること、当月のタイトルがMEMBER1以上(2系列で計18人以上)であることが取得条件です。ユニレベル組織図で判定します。
自身のユニレベル組織の1~2段目の会員が当月取得しているデイリーコミッションの5%を取得することができます。
タイトルコミッション(ショット型)
当月アクティブであることが取得条件です。
LEADER1以上のタイトルを達成するたびに取得できる一回限りのコミッションです。
一度降格し、再度昇格した場合は支払いはありません。
10ACTコミッション(ショット型)
当月アクティブであることが取得条件で、ユニレベル組織図で判定します。
10人以上の正規代理店を直紹介した人に一度だけ¥30,000支給されます。
20人でも¥30,000、30人でも¥30,000、つまり10人毎に¥30,000獲得することができます。
カーコミッション(ストック型)
当月アクティブであること、当月実績タイトルがDIRECTOR1以上であることが取得条件です。
つまり獲得ユーザーが3系統で350・350・300人を超える場合はカーコミッションとして毎月¥100,000が支給されます。
ハウスコミッション(ストック型)
当月アクティブであること、当月実績タイトルがMASTER1以上であることが取得条件です。
つまり獲得ユーザーが3系統で2100・2100・1800人を超える場合はハウスコミッションとして毎月¥100,000が支給されます。
えーっ、2000人も必要なの!!
タイトルもボーナスもたくさんあって魅力的だけど、ネットワークビジネス(MLM)に不慣れな私たちはどこまでいけるのかしら??
スターサービスの報酬の支払いに関して
コミッションの支払いは受取金額が¥3,000以上になった場合に翌月末日に指定口座に振り込まれることになっています。ただし、1回の送金に対して¥500(税込)の振込事務手数料が引かれるようです。
スターサービスのスマホマイスターってどんなもの?
こちらの資格は一般社団法人 日本電気通信媒介業協会が主催しており、スマホの相談員になりれる、合わせて通信事業取次権取得できるというスターサービスで通用する資格のようです。
スマホマイスター主催会社について
設立 | 2020年 |
会社名 | 一般社団法人 日本電気通信媒介業協会(JTIA) |
所在地 | 〒810-0044 福岡県福岡市中央区六本松2丁目9-24アンバービル3F |
代表理事 | 三浦恵美 |
電話番号 | 092-600-4636 |
その他 | 法人会員数:12社 全国認定校数:193社 |
法人で活動している企業もあるようですし、認定校も全国に着実に広がっているようです。
スマホマイスター取得のための費用
開校当初は教材費のみ¥1,000でやっていたようですが、現在は講習費¥2,000、
教材費¥1,000、また学校や場所によっては追加費用もかかるところもあるようです。
実技と講習時間で約3時間ほどで取得できるようです。
スマホマイスターでどんなことできるの?
- SIMロックの解除技術が身につく
- 適正な携帯電話料金の診断ができるようになる
- 携帯電話、ポケットWiFiの取次ができるようになる
(回線取次1件につき¥6,800の獲得)
数千円、数時間で資格取得なんて手軽でいいわね。
スターサービスを解約・退会するには?
スターサービスを解約・退会するには(クーリングオフも含む)、会員マイページの
「登録情報」の「解約申請はこちら」より手続きを行うことができます。
または、書面(メールなど電子書面含む)に必要事項(登録氏名・住所・電話番号・会員番号)をご記入し郵送にて解約を申し出れば、いつでも契約を解除することができます。
解約時の注意点
初期契約解除制度とクーリングオフ制度の違い
対象となる製品、対象となる期間が異なりますので、どちらに該当するか確認が必要になります。
対象製品 | 対象期間 | |
初期契約解除 | 全コースの回線契約 | 新規番号:回線契約書の受領日から8日以内 MNP:サービス利用開始日から8日以内 |
クーリングオフ | 業務委託費、スターターキット WiFi端末機器 | 商品、または契約書面の受領日から20日以内 |
クーリングオフの場合、スターサービスからの郵送物は全て返送することになっています。10日を経過しても返送されない場合は、クーリングオフ不可になり、月額料金、端末残債、契約解除料などが発生してしまいます。
端末のクーリングオフは商品受け取りより20日以内です。これを過ぎての申請は、
端末代金の残債が発生します。
契約解除料の発生
利用最低期間は36か月(3年)です。契約期間内の解約は、契約解除料が発生します。
2022年6月30日までにご契約の方:¥13,200(税込)
2022年7月1日以降でのご契約の方:¥5,280円(税込)
Wコースで端末購入の場合は、残金の一括請求となります。
解約申請した場合の回線停止時期
スターサービスに支払う回線使用料は翌月分となります。
従って、解約申請後も支払った翌月までは利用可能となります。
・決済が正常に行われていた場合
ー例ー
4月11日に解約申請且つ4月10日正常支払い→5月31日まで回線利用可能
・決済が正常に行われていなかった場合
ー例ー
4月11日に解約申請且つ4月10日に未払い→4月30日まで回線利用可能
本人確認できないと解約できない
解約の際に、身分証明書の提出があります。
契約内容と相違があると解約できないことがあるので注意が必要です。
解約金が発生するのは痛いわね。
自分の契約期間や支払い状況など、しっかり把握してから解約申請する必要がありますね。
スターサービスで初心者でも稼げるのか?
スターサービスをネットワークビジネスとして考えた場合、稼ぎやすいものなのでしょうか?
結論から言うと、そう簡単なものではない、現実は難しいと言えると思います。
ではそのポイントを見てみることにしましょう。
初期費用が高い
ユーザーとしてスターサービスを利用する場合、お得に感じる部分もあります。しかしビジネスを始める場合、先に述べたように¥26,246の初期費用がかかってきます。
物価高、増税やコロナでの減給など経済的不安がつきまとう現代では、数万円の初期費用は高いと感じてしまいます。得られるものは「代理店」という称号ですが、大赤字からのスタートということになります。
権利収入構築が目的であるならば、低価格で始められるものもあるようですので、
スターサービスでは安易にスタートできる金額ではないように感じます。
合わせてスマホマイスターも取得することになるので、数千円とはいえ更なる出費もしなくてはならないようですね。
改めて考えてみても、かなりの経費ですね。大赤字を背負うことは否めません。
報酬プランが難しい
一見稼げそうにも見えますが、バイナリーを基本とした報酬プランは素人にとってはかなり難しいもののようです。
バイナリーは自分から左右に2人(2系列)配置していきます。3人目は左右どちらかの下につけることができますが、バイナリーは小さい方のグループに合わせての報酬になるのでバランスよく伸ばしていくのがポイントになります。
バイナリーの最大の魅力は「スピルオーバー」(振り落とし)というのもで、上の人が自分の下に付けてくれるので「集客できない人でも組織ができる」、「チーム戦だから」などと言われています。頑張っても成果が出なければ、次第にこのスピルオーバーを当てにするようになってきます。組織というものは以下のメンバーが努力、行動、成長することにより拡大していきますが、他力本願で組織は伸びていくのでしょうか?
またバランスよくと言いつつも方伸びになりやすいのもバイナリーの特徴です。
「片側が大きくなっているから、もう片方頑張ればいい」と結局いつまでもしがみついて、
時間も費用もたくさん使うという状況に陥ります。
理論上は理想的でも現実はかなり難しいプランではないでしょうか?
それから、ボーナスプランもたくさんありますが、素人にはいつ到達できるかわからない夢のようなシュミレーションです。夢はでっかく・・ともいいますが、理想と現実の違いをしっかりと考えたいものです。
大手も値下げしている
携帯代の価格競争の激化もあり、大手企業もより手頃でお得なプランを出していることは
先の項目で確認できたかと思います。
大手企業の資本力からいっても、ネットワーク企業より格段に安定していると思います。
結局のところ、スターサービスでも大手の回線を借りてるわけですから、大手なしではスターサービスのビジネスも成り立たないということになりますよね。
以上のことを考えても、格安SIMのネットワークビジネスが大手企業に勝るということは
難しい、厳しい状況にあるということが推察されます。
年縛り、解約金が発生する
法律改正により大手企業は解約金が発生する定期契約制度を全廃したようです。
スターサービスでは依然として3年契約(いわゆる3年縛り)となっています。
リピート率ほぼ100%?と言う方もいますが、この3年縛りに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか?解約金が以前より安くなったとはいえ、未だ発生するのは気になる点でもあります。
契約者数が既定の人数になったら解約金撤廃という話もあるようですが
実際のところどうなのでしょうね?
「将来こうなったら・・・」というのは私はあまり当てに致しません!
インターネットを活用できない
チラシ・雑誌・新聞・インターネット上のホームページ及びEメール・その他の通信媒体を利用しての、いわゆる誇大・虚偽広告を行ってはいけません。また当社の許可無く、これらの媒体を利用しての宣伝・広告勧誘活動を行ってはいけません。
ー概要書面 禁止行為よりー
許可があればインターネットも活用できるようではありますが、基本はインターネットの活用はできない(口コミ)と思われます。コンプライアンスを問われる時代でもありますから、違反行為は気を付けたいものですね。
格安SIMという商材が・・(売り上げランキングからわかること)
年に一度発表される「ネットワークビジネス業界の売り上げランキング」を見てみますと、
上位ほどんどが「美と健康」の商材、つまり「栄養補助食品(サプリメント)」や「化粧品」を扱っている企業が占めています。
実は数年前にも旅行や通信、電気のサービスを扱ったネットワーク企業が存在してました。
しかしその時々でブームが終わってしまい、また悪評も広がるなどしていつの間にか
失くなってしまいました。旬を過ぎると潰れてしまう傾向にあるようです。
ネットワーク企業も乱立している時代なので、少しでも歴史があり安定した企業でない限り、
いくら一生懸命やったとしても会社がなくなってしまうというリスクも隠れています。
一方、「美と健康」についての「栄養補助食品(サプリメント)」や「化粧品」は
気に入ってもらえると継続的に購入して商品を愛用してもらえます。
「コロナ」という未知なる感染症が問題になってる現在、より健康に興味を持ち、
健康維持に努めようとする人々が増えてきています。
今後またどんな新しい感染症や病気など出てくるかわかりません。
いくつになっても健康でいたいものですよね。
商材が格安SIMであろうと、美と健康の製品であろうとうまくいかない方はいらっしゃいます。
前者の場合は、製品の他に代理店継続費を払わなくてはいけないので、毎月赤字です。
後者の場合は、うまくいかなくても間違いなく美と健康に貢献できる製品を手にすることができますよね。
身体的にも経済的にも良好な状態にしておきたいものです。
ビジネスになりにくい
多くのネットワークビジネス(MLM)では製品が売れることによって報酬を得られるという仕組みを取っています。
ネットワークビジネス(MLM)とはもともと自社製品の愛用者になり、その製品に共感を持って同じように愛用してくれる人を増やしていき報酬を手にすることができます。
しかし、スターサービスのような通信サービスではどうでしょうか?
通信サービスを製品と考えると、それだけを使うという愛用者を増やしたとしても
報酬の原資がビジネス会員が払う「代理店継続費」だとするならば、ビジネスになりにくいと思われます。
つまり”ビジネス会員を集めるしかない”ということになります。
ビジネス会員を集められなければ、収益もプラスにならず、よって赤字が嵩むか
あるいは退会するという道を選ばざるを得ません。
ビジネスは常にうまくいくとは限りません。うまくいかない時期でも人が残ってくれるものでないと、何も成就しないのではないでしょうか?
理想と現実はかなり違うのね。口コミでたくさんのビジネス会員を集めるのは辛いかも・・・。
スターサービスの評判に基づくまとめ
「携帯電話は必需品だから、みんな持ってるから」「手軽に利権を得られそう」という考えから代理店登録する人も多いですが、思ったように携帯会社を切り替えてくれる人はそれほどいないようで、現実はそう甘くはなさそうです。
「大容量でお得!」、「手軽に資格取得できる」、「空いた時間に無理なくできているので助かる」という主婦層からの嬉しい声もありますが、一方で「通信状態がよくない」「稼げない」、「問い合わせができない」「騙された、怪しい」などマイナスな意見もあります。
更に「トップが無責任」「リーダーが釣った魚に餌はやらない的態度だった」という意見もあり、どんなリーダーの下につくか、どんなチームに入るか、
そのチームではどんな教育方法を取っているのか?ということも重要であると言えます。
やはり信頼できるリーダーの元で活動したいですよね。
多くはネットワークビジネス(MLM)そのものや業界のこと、実情などを詳しく知らないまま飛びついてしまい、高い初期費用を払い、報酬をもらうために代理店代として毎月約¥8,000も払い続け、赤字が増えている状況だと思います。
口コミで広めていくという面でも友達に煙たがられ、ネットを活用できないという
不利な点もあり、結局赤字に始まり赤字に終わりネットワークビジネス(MLM)自体も断念してしまうのではないでしょうか?
スターサービスでの成功を望むなら、同じように高い初期費用を払って赤字からスタートし、
毎月代理店継続費(ビジネス継続費)を払い続けるたくさんのビジネス会員を口コミで集めることが必要になってくると思います。十分な資金もなく時間もなく、人脈や口コミスキルのない私たちがたくさんのビジネス会員を集めることは極めて難しい、厳しいと言えます。
携帯代だけを考えると「安くなった」という方もいるでしょう。
しかしながら、初期費用や月々の代理店継続費用含めて考えた場合、代理店継続費だけ見ても
年間約10万円かかってきます。
総合的に見て、安くなった方ってどのくらいいるのでしょうか?という点が気になりますね。
現代のネットワークビジネス(MLM)の成功条件
ネットワークビジネス(MLM)で権利収入を求めている人は多いと思います。
しかしなぜみんな続かないのしょうか?努力が足りないからでしょうか?
その一言で済ませるには簡単すぎると思います。
ネットワークビジネスの成功の鍵には
①商材
②報酬プラン
③展開方法
④教育環境 の4つがあります。
ネットワークビジネスを始めるなら無理なく入って無理なく続けられる健全堅実なものがいいですよね。
説明会での魅力的な話だけを鵜吞みにせず、商材、報酬プランなどのネットワーク業界の現実をしっかり知る必要があると思います。さもなくば、難しい方向に進んでしまい精神的にも金銭的にも痛い目にってしまうかもしれません。
客観的に見てどうなのか?時間も資金も人脈もない普通の人に合っているものなのか?
普通の人が無理なく入って無理なく続けられるものなのか?を見極める必要があると思います。
集客法においても、権利収入を求めるあまり無理な勧誘をしてしまい「友達を失った」という話はよく耳にしますよね。インターネットが普及し、その技術も進歩している現代において、
口コミで集客し組織を作っていくのは極めて難しいでしょう。
「ネットを活用できるかどうか?」ということもポイントになってくると思います。
自分も友達も相手も誰も傷つけない、人としても間違ったことをしない健全堅実な所に、
人々は集まってくるのではないでしょうか?
また、汚れや曇りのないグループであるならば、人々は残ってくれるのではないでしょうか?
そこに真の成功があると確信しています。