ネクストエイド(Next Aid)は初心者でも稼げるのか、徹底解説！

コロナが広まり始めた2020年頃から、格安SIMを扱った企業もネットワークビジネス（MLM）に参入するようになってきました。しかし近年、格安SIMの代理店募集を打ち切り、ネットワーク（MLM）の形態をやめる企業も数社出てきました。競合が減ってきた今、ネクストエイド（Next Aid)は格安SIMネットワーク企業としてチャンスなのでしょうか？

また、ネクストエイド（Next Aid)では代理店と無料登録できるマインクラブの会員が加入できる労働組合があるのも特徴の１つです。この組み合わせは、果たしてネットワークビジネス（MLM）として成功しやすいパターンなのでしょうか？
解説していきたいと思います。

会社概要

企業情報

ネクストエイド（Next Aid)の軌跡

2020年4月　株式会社　ケアリングステーションえがおからマインモバイル株式会社に社名変更
　　　　　　大阪府豊中市旭丘11番20-115号から大阪府大阪市中央区島之内1丁目7-21UK長堀
　　　　　　ビル5階に所在地を変更

2021年2月　マインモバイル株式会社から株式会社マインに社名変更

　　　9月　大阪府大阪市中央区島之内1丁目7-21UK長堀ビル5階から大阪府大阪市淀川区
　　　　　 西中島4丁目2-26天神第一ビル1005号に所在地を変更 

2022年7月　株式会社マインから株式会社Next Aidに社名変更

ネクストエイド（Next Aid)の展望

節約志向が高まっている近年、生活必需品であるインフラサービスに着目。

生活に身近なサービスを通じて固定費の大幅な削減を提供することで、少しでも経済的負担の低減を支援し、「安心・信頼」あるサービスをお届けしたいと考えています。

社会全体を元気で希望に満ち溢れた明るい将来を築けるライフスタイルの提供を目指します。

また、企業としての収益の一部は「目に見える社会貢献」を積極的に行う事で社会に還元し、より良い社会の実現を追求し続けた活動を目指します。

ネクストエイド（Next Aid）が提供するサービス内容

ネクストエイド（Next Aid)のマインモバイルについて

料金プランは下記のようになっています。

ネクストエイド（Next Aid)のNextハートについて

Nextハートとは、「食」「寄付」「人道支援」の３つを繋げて、社会貢献をしようとする
プロジェクトです。中でも社会問題となっている「農業の衰退」に着目し、
生産者の支援に努めるプロジェクトです。

Nextハート入会にかかる費用や内容は、下記のようになっています。

ハートモバイルの内容は下記の通りです。

ネクストエイド（Next Aid)のいきいきスマイル共済について

～いきいきスマイル労働組合の設立～
組合員の労働条件の維持改善と福利厚生サービスを提供し、
組合員の経済的社会的地位の向上を図ることを目的として2020年12月1日に設立されました。
2021年3月から組合員を募集し、いきいきスマイル共済がスタートしました。
入会するには、下記費用がかかります。

その他、共済内容の詳細については以下の公式サイトを参照してください。

助け合いで夢と希望をつなぐ・・・ネクストエイド（Next Aid）公式資料

ネクストエイド（Next Aid)のビジネスについて

ネクストエイド（Next Aid)にかかる初期費用

ネクストエイド（Next Aid)の代理店には、サポート代理店とビジネス代理店の2種類が
あります。サポート代理店は、紹介活動し組織構築もできますが、報酬は発生しません。
後からビジネス代理店にアップグレードすることができます。

同じ代理店なら報酬を得られる方がいいとは思いますが、ビジネス代理店では
合計￥52,800（税込）の金額がかかります。かかる費用に大差がありますね。
内訳は
・代理店登録料￥33,000（税込）：販促ツールスターターキット一式
・コンプライアンス研修費用￥11,000（税込）：「通信編」と「共済編」
・オンラインシステム使用料￥8,800（税込）：毎月発生

となっています。

またこれに商品加入1口が必須となっていますので、約￥60,000の初期費用が
かかることになります。

ネットワークビジネス（MLM）の会社やグループによっては、登録料無料や１万円以下から
ビジネスを始めらるものもあるので、初期費用としてはかなり高額ではないでしょうか。

ネクストエイド（Next Aid)の報酬プラン

ネクストエイド（Next Aid）では6つの報酬プランが用意されています。
内容を見ていきましょう。

ベーシックボーナス

募集した商品、生命共済、損害共済、Nextハート、マインモバイルの４種類の商品に付随した商品ポイントから、最大50％の継続コミッションが支払われます。
報酬の割合は、ご自身が契約している商品や口数によって変わってきますが、募集した契約が
継続する限り、通信費や共済掛金からのボーナスが毎月継続的に支払われます。

リクルートボーナス

新規紹介者が代理店登録をすると発生するボーナスです。
タイトルに応じて報酬額が上がっていきます。

ダブルプラン＝Nextハート及びSIM契約のいずれかと生命共済（3口）以上、
　　　　　　　もしくは損害共済（4口）以上の加入

シングルプラン＝SIMか共済どちらか1商品以上の加入

スタートダッシュボーナス

代理店を登録してから60日以内に、新規代理店を3名紹介すると発生するボーナスです。
以降、3名追加登録するごとに、ボーナスは加算されます。

リクルートボーナスと合わせて受け取ることができます。

バイナリーボーナス

システム使用料を払うビジネス代理店を直紹介で2名登録すると発生するボーナスです。
バイナリーは自分から左右2系列で組織を作っていくものです。
ネクストエイド（Next Aid)での報酬額は以下のようになっています。

ワンタイムボーナス（昇格報酬）

既定のタイトルを獲得すると1回だけ取得できる昇格ボーナスです。

リーダーシップボーナス（育成報酬）

自分が直紹介した1～3段目の代理店が取得するバイナリーボーナスの2～5％を毎月受け取れる
ボーナスです。

ネクストエイド（Next Aid)で稼げるのか？

結論から言うと、初心者がネクストエイド（Next Aid)で稼ぐのは、難しいと思います。
下記の理由が考えられます。

初期費用、ランニングコストが高い

ネクストエイド（Next Aid)で組織を作り、報酬を得るにはビジネス代理店として登録する必要があります。先に述べたように、ビジネス代理店登録費用は￥52,800（税込）かかります。

更に、代理店登録と同時に、商品サービスの加入が必須になります。
加入するサービスにより金額がかかりますが、1口加入したとして約￥60,000ほどの
金額が必要となります。

例えば、マインモバイルのスタンダード（20GB）プラン月額￥3,278（税込）に加入した時に
年間にかかるランニングコストを見てみましょう。

ビジネス代理店登録料：￥33,000
コンプライアンス研修費用：￥11,000
システム使用料：￥8,800×12＝￥105,600
プラン加入初期費用：￥4,400（事務手数料￥3,300＋SIM発行手数料￥1,100）
契約プラン費用：￥3,278×12＝￥39,336

合計すると￥193,336となります。

また、これに共済も加入するということになると共済初期費用が￥1,650プラスされ、最低でも
￥194,986となります。

初年度は初期費用がかさみ約￥200,000もの費用が必要になります。
これでは節約のためにとは言い難いと思います。

このコストをペイするには、最低でもCA4以上の高いランクを維持する必要があります。
CA4とは直紹介ACT代理店が3名、ダウン全体のACT代理店を左右に15名以上継続しなければなりません。

年間これだけの費用をかけてもいいという、ビジネス代理店を3名紹介するだけでも、相当な努力が必要だと思います。
またダウン構築に関しても、いくらスピルオーバーがあるとはいえども、これだけの人数をそろえるにはかなり厳しいのではないでしょうか？

初心者には難しい「バイナリー」の報酬プランを採用

ベーシックボーナス、リクルートボーナス、スタートダッシュボーナス、リーダーボーナスは
「ユニレベル」の報酬プランに基づいていますが、メインとなるバイナリーボーナス、ワンタイムボーナスには「バイナリー」の報酬プランが適応されます。

バイナリーという報酬プランを採用している企業は多数あります。
バイナリーは左右に組織を伸ばしていきますが、以下のような特徴があります。
・左右小さい方の組織に応じた報酬になる
・上位からの振り落とし、スピルオーバーがあり、初心者でもメンバーをもつことができる
・片伸びになりやすい傾向がある

一見初心者でもうまく組織が作れそうに思えますが、バイナリーには知っておかなければならない真実もありますので、下記の記事を参照ください。

ネットワークビジネス（MLM）では初心者向きの商材がある

近年の物価高騰により、節約志向が広まっています。
携帯は今や1人最低1台は保有し、必需品となっています。
みんなが持っているから、常に使うものだからと安易に考えがちですが、
格安SIM競争も激化し、大手でもかなり価格が見直されて安いプランがたくさん出回っています。

以前も格安SIMを扱ったネットワーク企業もあったようですが、全てなくなっています。
また、数年前に新たに立ち上げた格安SIMのネットワーク企業も、代理店制度を廃止し、
ネットワークビジネス（MLM）から撤退した企業も数社ありました。

競合が減ったからラッキーと思う方もいるかもしれませんが、元からの企業の狙いだったのかもしれません。
また、ネットワークビジネス（MLM）で扱う商材はさまざまありますが、格安SIMや
共済といったものよりも、初心者が成功しやすい商材があるようです。
詳細は下記の記事を参照ください。

それでも、可能性を感じて活動を始める、あるいは続けるというのであれば、
組織を作り維持する労力と、黒字になるまで出費を続けられるか検討した上で活動することを
お勧めします。

その他の注意点

ネクストエイド（Next Aid)のコストコ戦略

ネクストエイド（Next Aid)では、”コストコ戦略”もウリにしています。
コストコは年間の会員収入を目的としたビジネスモデルで、安定した会員制度を維持し、
会員に安い製品を提供し続けています。

マインモバイルの通信料やスマイル共済の掛金には、会社の利益は含まれておらず、
その分低価格を実現できるとしています。

しかしながら、これはネットワークビジネス（MLM）です。業務スーパーのようなコストコは、ネットワークビジネス（MLM）ではありません。
有名企業の名を出せば安心感がありますが、ネットワークビジネス（MLM）は特殊な世界です。
うまい話を鵜呑みにせず、ネットワークビジネス（MLM）の業界の現実をしっかりと
認識した方が賢明だと思います。

また、魅力的な収入シュミレーションも多数掲載されていますが、あくまでも
シュミレーションです。うまくいく保証は何一つありません。
払った分の何％返ってくるからと多額の費用を払っても、戻ってくる保証はないですし、
少しのキャッシュバックがあったとしても、全体として黒字転換するには、かなりの
労力が必要になりますし、その間も出費をし続けなければなりません。

収入シュミレーションを鵜吞みにせず、冷静に判断する必要があると思います。
高額費用のかかるネットワークビジネス（MLM）では、ほとんど回収できずに
辞めてしまう人がほとんどですから・・・。

ネット集客できる？

最近では、XやInstagramなどを利用したSNS集客をする人も増えています。
とはいえ、未だ口コミのみという企業も根強く残っています。

ネクストエイド（Next Aid)では、システム使用料￥8,800/月払えば、専用のオンライン集客
ツールを使って、WEB募集システムも利用することができます。

ただ募集すればいいのでしょうか？それは、ネットワーカーにふさわしいやり方や内容
なのでしょうか？

ネットワークビジネスは、特殊な業界です。普通のお店の顧客を増やすのとはわけが違います。ネット集客を行うにしてもネットワークに適した教育法や集客法が整っているかどうかが、
重要な要素になってくると思います。

現代のネットワークビジネス（MLM）の成功条件

ネットワークビジネス（MLM）で権利収入を求めている人は多いと思います。

しかしなぜみんな続かないのしょうか？努力が足りないからでしょうか？
その一言で済ませるには簡単すぎると思います。

ネットワークビジネスの成功の鍵には
①商材
②報酬プラン
③展開方法
④教育環境　　　　の4つがあります。

ネットワークビジネスを始めるなら無理なく入って無理なく続けられる健全堅実なものがいいですよね。

説明会での魅力的な話だけを鵜吞みにせず、商材、報酬プランなどのネットワーク業界の現実をしっかり知る必要があると思います。さもなくば、難しい方向に進んでしまい精神的にも金銭的にも痛い目にってしまうかもしれません。

客観的に見てどうなのか？時間も資金も人脈もない普通の人に合っているものなのか？
普通の人が無理なく入って無理なく続けられるものなのか？を見極める必要があると思います。

集客法においても、権利収入を求めるあまり無理な勧誘をしてしまい「友達を失った」という話はよく耳にしますよね。インターネットが普及し、その技術も進歩している現代において、
口コミで集客し組織を作っていくのは極めて難しいでしょう。
「ネットを活用できるかどうか？」またその活用法も初心者に適した教育法で指導してくれる
指導者がいるかどうか、教育システムが整っているのかということもポイントになってくると思います。


自分も友達も相手も誰も傷つけない、人としても間違ったことをしない健全堅実な所に、
人々は集まってくるのではないでしょうか？
また、汚れや曇りのないグループであるならば、人々は残ってくれるのではないでしょうか？
そこに真の成功があると確信しています。